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どん底


鹿児島県姶良市西餠田にて心理カウンセリングをしています湯浅です。

こうやって、いまはカウンセラーとして、
そして、看護師として、児童指導員として
働いているわけですけど、
仕事だけでなく、家庭、プライベート、さまざまな
関わりがあるだけ、悩みはみなさんと同じように
あります。

きちんと頭で処理できることもあるけれど、

いつまでも解決できずに、悩み苦しむことだって
あります。

その時は、本当に苦しいし、
眠れない、食べられない、体調を崩す...
涙が止まらない。そんなときもあります。

でも、自分なりに解決に至り、
どん底から這い上がった時、
「どん底を味わえてよかったな」と、
毎回思います。

なぜなら、
私の場合ですが、
この仕事をしているからこそ、

悩んだ内容にそって、どん底を味わうことで、

クライアント様が相談に来られた時、

気持ちがわかるからです。

同調できる。。

これって、すごい大事だと思うんですよね。

どん底をみんな味わいたくないから、

ないものにしたかったり、
わざと気をそらして違うことに没頭してみたり、
どうにか、底におちることなくはいあがろうとします。

だって、苦しみたくないし、
苦しむくらいなら、誰かのせいにしたい。
早く楽になりたい。

わたしはわたし、
俺は俺
と、突き放してしまいたい。

でも、わたしは、
性格もあるかもしれませんが、
落ちるところまで落ちます。

落ちてきましたし、これからも落ちることも
絶対あると思うんですね。

だからこそ、今が生かされている。

そう思っています。

死別や、別れなどの悲しみも、
どん底まで味わい尽くさないと、
進み始めるとまた、苦しくなったり、
また後戻りしたりと、
悲しみのプロセスが長くなり、
辛い時期も長引くのです。

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悲嘆のプロセスというものが、あります。どん底を味わったほうが、逆に回復までの道のりが
短くなります。

だから、いま、苦しく辛い方。

大丈夫。

必ず回復に向かっている証です。

それまでの過程が辛いから、
わたしのようなものを頼ってほしいのです。

どうか、頼るということをしてください。

つらいという気持ちを吐き出してください。