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ペットロス

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昨晩、愛犬が、亡くなっていました。
去年もメスのトイプードルが、
そして、昨晩は、オスのトイプードル。
下顎部にできた末期がんで、手術はしたものの、
転移があり、またたくまに、全身に広がりました。
日に日に体力はおち、後ろ足は動かなくなり、
餌を食べなくなり、
30分おきにキャンキャン吠えていました。
動物病院では、もうすることがないと言われていたので、
ただ、見守ることしかできないことも辛かったのですが、
何より、2時間前まで、キャンキャン吠えていた
その2時間後には、亡くなっていたことに気づいてあげられなかった後悔。
もう硬直が、はじまっていて、
まだ、あたたかさも残っていました。
下顎の癌を早期に見つけてあげられたら、
定期健康診断を欠かさず受けていたら、
たくさん遊んであげていたら、
大好きなものをたくさん食べさせてあげたかった、
苦しんだのかな、
とてつもない痛みだったよね、
1人で、いかせてしまってごめんね、
大好きなのに、
こんな飼い主で、ちゃんとしてあげられなくて、
ごめんね。
後悔、悔しさで、昨晩は、ずっと泣いて朝を迎えました。
見守る中で、息を引き取って欲しかったから、
それをしてあげられなかった後悔。
自分を責める。
でも、もう、愛犬はいない。
とてつもない孤独感におそわれる。
ペットロスから、鬱に移行する例もある。
実家の母親も、先代の愛犬が、亡くなった後、
鬱ぽくなり、数年間外出もままならなかった。
愛犬たちは、何をおもい、亡くなっていったか、
言葉を発することができないから、なお、
わたしたちは、わからない。
ただ、あなたをいまでも、大好きで、
いなくなったことが、悲しいという事実は、
嘘ではなく、
事実として、わたしの中にある。
悲しみの中にいても、
自分の周りは、いつもとかわらない日常が、
進んでいく。
太陽ものぼり、また沈む。
変わらない朝、
仕事、
子育て、
とまることができない。
でも、あなたを忘れているわけではなくて、
あなたと共にいまもいる。
いつか、わたしが、あの世に行くときに、
出会えると信じて、
わたしは、今日も生きていかなければならない。
人間も、動物も、
別れはつらい。
別れのプロセス(否定、拒絶、悲嘆、受容、理由探し、リバウンド、意識の変化、回復へ)をきちんと踏んで、
いまは、悲しみを思う存分感じることが大事。
急にこのプロセスを飛ばしてしまうと、
また最初に逆戻りになってしまう。
愛犬たちは、少なからず、
わたしたちを愛してくれたはず。
だから、悲しむことは望んでいない。
変わらない日常をたんたんと生きていく中でも、
愛犬と過ごした日々は、消えずに、
ずっと残っていく。
まだまだ悲しみは癒えない。
明後日の火葬の日まで、
毎日お線香をあげて、
ちゃんと虹の橋を渡り、天国にいけるように、
いま、やれることをやりたい。#ペットロス
 
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