鹿児島県姶良市西餠田にて心理カウンセリングをしています湯浅です。
みなさんは、場面緘黙症という言葉は聞いたことが
あるでしょうか?
家族や友達とは、普通に話せるが、
それ以外の人と話そうとすると
喉の奥が詰まり、声が出ない。体も動かなくなる。
軽度から重度まであるけれど、
わたしも小学生のときは、軽度の場面緘黙症だった。
(重度になると、靴も履けない、手洗いすらできない。)
話したいけど、声がでない。
表情も乏しくなる。
そんな姿を見られ、いじめられる。
やっと出した声に、また笑われたり、
それでまた、勇気を失ったりしました。
場面緘黙症の子供においては、
無理に声を出させようとすることはタブーだ。
話さなくていいよ、
あなたがいてくれて、わたしはうれしいよ、
あなたの笑顔が好きだよ、など、
存在を褒めてあげること。
そして、話しかけてあげ続けること。
ちゃんと聞いています。
ただ、話せないだけ。
場面緘黙症は、成長とともに、改善されてくることも多いです。
のちに、めちゃくちゃしゃべるのが楽しくなったり。
(いまのわたしみたいにw)
大人の場面緘黙症もありますが、
鬱病や発達障害なども含め、
専門の病院で、判断はされたほうが、いいかと
思います。
500人に1人くらいは存在する場面緘黙症。
だから、学校に1人くらいはいてもおかしくない。
周りが場面緘黙症を認知して、
生きやすい環境を作ってあげること、
それが、最善の近道。
#こころリラクゼーションともしび