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過呼吸とパニック発作

鹿児島県姶良市にて心理カウンセリングをしています。

若い女性に多くみられるのですが、

当店にも、今まで何人かいらっしゃいましたし、

自分も実は、パニック障害を持っている当事者です。

息が苦しくなるのにも、何かしら原因があり、

臓器に異常がない場合は、

心理的要因と考えていきます。



【過呼吸】

思春期~30代の女性にみられる過呼吸発作です。正式には過換気症候群と呼ばれており、不安恐怖などの後に呼吸が荒くなり、息が吸えなくなる状態です。さらに、動悸、胸痛、手足がしびれたり、けいれんが起きたり、失神に至ることもあります。不安恐怖により呼吸中枢が過剰に刺激され、呼吸が早くなり、血中の二酸化炭素濃度が低くなることが原因です。

例え、原因がなくなったとしても、

また起きるのではないか、
さらに、何も原因が、ないのに、
急に起こり始める、繰り返す、などに発展していくと、

パニック障害(発作)という呼ばれます。

神経が興奮状態となり発作のスイッチが入ってしまうのです。

どちらにせよ、治療方針は、変わりませんし、

対処法も同じです。

過呼吸にせよ、パニック発作にせよ、

死に至ることはないのですが、

発作中は、「死ぬかもしれない」という

苦しさ、極度の不安に苛まれます。

繰り返し起きてしまうと、なおさら、

恐怖感が、増して、

またあの苦しさが、、、と

恐怖以外なにものでもなくなります。

さらに、閉塞感のある場所にいるときや、

美容室で、顔にタオルをのせられたときや、

エレベーター、飛行機、車内、バス、電車など、

でも、起こりやすくなったり。

そこから、外出もできなくなり、

引きこもりや、鬱病に発展してしまう

ケースもあります。

では、なぜ、こういうことが、

起きてしまうか、もまた、いつかお話しするとして、

起きそうな時、おきたとき、

1番やってよかった(経験談)ことを、

お話しします。

1.とにかく深呼吸する。(吸ってばかりになっているので、息を吐くことに意識する。ゆっくりと吐くことに集中してみる)

2.冷たいものを飲む。(その場にずっといるより、動いて飲み物を取りに行く。飲み込むときは、一時的に息を止めます。それと、冷たい!という意識をそちらに向けることで、苦しいという意識を一時的にそらせます)

3.自分の名前、住所をいう。
100から8ずつ引き算、掛け算の九九などをあえてやる。苦しいという意識から、集中先を変える。

4.皮膚をつねる。
(これも、痛いという方に、意識をむける)

5.外の空気を吸う。(冬など冷たい空気ならなおOK)

6.お守りがわりに持っていた頓服薬を飲む。
(持っている方は、発作が、おきたときにすぐ飲んだ方がいいです。効くまでに少し時間が、かかるため)

あとは、テレビや、YouTubeをみる、音楽を聴くなどもありますが、

ご自分が、1番いい方法を見つけることです。

これをしたら、大丈夫だ!

という安心感を、とにかく早く見つけること。

それだけで、

発作がきても、乗り切れるという自信につながるのです。

解決策が、ないままだらだらと月日をすごし、

発作のたびに苦しむという体験をしていくと、

負の体験数が、増えてしまい、

回復まで、かなり時間が、かかる場合が、

あります。

そもそも、過呼吸やパニック発作を持つ方は、

気質的に、不安を抱えやすいかただったり、

真面目なかた、周りに気を使う方、

自分に自信がない方、なとが、なりやすいと言われています。

元々、自己肯定的意識が、低いと、

何をやっても自分はだめなんだという意識が、

どこかにあるため、

成功体験が、少なく、

過呼吸も、パニック発作も、

乗り越えられない、自信がないといった

無意識の意識が、働く可能性が、高くなります。

なので、

早めに、「大丈夫」なアイテムをゲットして、

起きても大丈夫

そして、死なない。

という体験を、体に、脳に、

すり込ませていくと、

回復につながります。

過呼吸になる自分も、

パニック発作になる自分も、

あなたが、悪いわけじゃない。

あなたは、何も悪くないんです。

まずは、ご自分を責めないこと。

そこから、スタートです。

♦文藝春秋CLEAに掲載されました♦R4.6.7

https://www.kokorotomoshibi.com/archives/1406

♦スポニチ九州とデイリースポーツに掲載されました♦R4.6.15

https://www.kokorotomoshibi.com/archives/1413

♦婦人公論に掲載されました♦R4.7.15

https://www.kokorotomoshibi.com/archives/1433

♦雑誌Rayに掲載されました♦R4.7.23

https://www.kokorotomoshibi.com/archives/1440

♦︎天然生活に掲載されました♦︎R4.10.20

https://www.kokorotomoshibi.com/archives/1526

♦︎スポニチに掲載されました♦︎R4.10.26

https://www.kokorotomoshibi.com/archives/1535

♦︎女性自身に掲載されました♦︎

https://www.kokorotomoshibi.com/archives/1626

 

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