カウンセリングをしていく中で、
自分の心の中にたまったものを整理できずに、
何をどう考えていいのか分からず、
頭の中もパニックになってしまう方も
いらっしゃいます。
自分だけの問題ではなく、
相手への思い。今現在いる方なら、まだ伝えられるかもしれません。
でも、
距離を取りたいようなひと、
遠方で会えないひと、
亡くなってこの世にいないひと、
言いたくても言えない人、
いまの思いをその人に吐き出せたら。
そんなときに行う心理療法があります。
ポジションチェンジは、
https://www.kokorotomoshibi.com/archives/1794
相手との関係改善、
自分の気持ちの整理、
客観視でき、冷静にみることができる、
好き勝手吐き出してすっきりする、
相手の気持ちを理解できる、
自分がこんなことで、辛かったんだと認識できる
蓋をしていた記憶が、次々にでてくる
などの効果があります。
どうしてこんなに苦しく辛いのか、
自分だけ我慢しなきゃならないのか、
あんたは何もわかっていない!
吐き出したくても
友人などに話せたとしても、
それは、対象としている人ではないから、
一時的な解決にしかならない。
だから、当事者である対象者と語り、
思いの丈をぶつけるのです。
その心理療法から見えてくる深層心理もあります。
何度も口にするキーワード。
それこそが、苦しみの根源の1つでもあります。
相手に怒りしかなく、
吐き出していても、
その人と話していくうちに、
実は寂しかった、もっと優しくしてほしかった
など、違うワードに切り替わっていきます。
渦巻く対人関係で、
言えない、言ってもわかってもらえない
伝えることさえいまは難しく、
ずっと苦しいなど、
そんなとき、お話をお聞きした上で、
おすすめする心理療法です。
今日も穏やかな時間が、
みなさまに少しでもありますように。
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